こんにちは、長崎県佐世保市にあります、エコキュート交換専門店「チカラもち長崎店」です。
佐世保を含む九州北部は、夏から秋にかけて台風の接近が多くなります。
強風や豪雨、飛来物が屋外設置のエコキュートに直接影響を与えることも少なくありません。
風でユニットが揺れたり、配管がずれたりするだけでなく、飛んできた物が本体を傷つけたり、塩害が進行して劣化が早まることもあります。
特に海に近い地域や高台では、風の影響を強く受けるため、早めの対策が重要です。
エコキュートは高価な機器なので、壊れてから慌てるのではなく、事前の点検と準備が被害を防ぎ、長く快適に使い続ける秘訣です。

台風シーズン前に絶対にやっておきたい3つのチェックポイント
① 固定金具やアンカーの緩み・腐食を確認する
エコキュートの屋外ユニットは、金属製の固定金具やアンカーでしっかりと地面や壁に固定されていますが、長年の使用でサビが発生したり、ネジが緩んだりしている場合、強風でユニットが動いてしまう危険があります。
チェック方法
・ 目視でサビや破損がないか見る
・ 軽く揺すってぐらつきがないか確認
・ 必要に応じて専門業者に締め直しや交換を依頼
② 飛来物になりそうなものは屋内に避難させる
台風時には周囲の植木鉢、物置の蓋、プラスチック製のバケツや工具類などが強風で飛ばされ、エコキュートを直撃するリスクがあります。特に狭いスペースに設置している場合は注意が必要です。
対策
・ 風の強くなる前にこれらのものを屋内に移動する
・ 風で倒れやすいものは重しやロープで固定する
・ 屋外周辺はできるだけものを置かないスペースにする
③ 配管カバーや断熱材の破損を補修・固定する
エコキュートの配管は寒さ対策の断熱材やカバーで覆われています。これらは強風や飛来物で剥がれたり外れたりすることがあるため、台風前にしっかり確認しましょう。断熱材が剥がれると凍結しやすくなったり、配管がむき出しになることで故障リスクが高まります。
補修ポイント
・ 剥がれかけている断熱材はテープやバンドで固定
・ 配管カバーの破損部分は補修材で補強
・ 不安な場合は専門業者に相談し、交換も検討

停電・断水への備え―事前の沸き増しで安心
台風で怖いのは本体の破損だけではありません。停電や断水時にお湯や水が使えなくなることも生活に直結する大きな問題です。
① 停電時に「沸き増し」でタンクを満水に
台風接近の前日などに沸き増しを行い、タンクを満水にしておけば、停電後もしばらくの間は溜めたお湯を使うことが可能です。
② 断水時の正しい対処法
断水が発生した場合は、蛇口や給水止水栓すべて閉じることが重要です。
開いたままにしていると、復旧時に空気や濁った水が一気に流れ込み、機器や配管に負担をかける恐れがあります。
水道が復旧したら、まずは水道管内の汚れをしっかり流し切り、その後にエコキュートを再稼働させましょう。
③ 断水時の生活用水としての活用
タンクのお湯はそのまま飲用には適しませんが、冷ましてトイレの洗浄や洗い物、手洗いなどに利用できます。
断水が長引く場合に備えて、生活用水として取り出す方法をあらかじめ取扱説明書で確認しておきましょう
⚠️使用上の注意点
・ 停電時は給湯機能が停止するため、蛇口からの給湯はできません。非常用の取り出し口から利用する必要があります。
・ 高温のお湯が出る場合があるため、取り扱いには十分注意してください。
④ 復旧後は「時計のズレ」を確認
停電が発生すると、エコキュートのリモコン時計がズレる場合があります。
時間設定が狂ったままだと、お得な深夜電力時間帯を逃して運転してしまい、思わぬ電気代増加につながることも。復旧後は必ず時間を確認・再設定してください。
タンクの水・お湯の使い道と注意点
エコキュートのタンクに溜まった水やお湯は、断水時に非常に役立ちます。
✅生活用水として活用できる場面
・ トイレの洗浄水
・ 洗い物や掃除
・ 手洗いや足洗い
⚠️飲用水としては不向き
ただし、タンク内の水は飲料用には適していません。理由は以下のとおりです。
・タンクは長期間水を貯める構造であり、新鮮さを保てない
・内部は高温環境になるため、雑菌が繁殖しやすい
・内部の金属や配管から微量の物質が溶け出す可能性がある
そのため、飲用や調理には必ずペットボトルの水や給水所の水を利用しましょう。
エコキュートの水は「生活用水」と割り切って活用することが大切です。

台風で被害を受けた場合の対処法と備え
① 台風通過後は速やかに点検を!
台風が通過したら、まずはエコキュートの周辺や本体を確認しましょう。以下の点に注意してください。
・ ユニット本体にヒビ割れやへこみがないか
・ 配管が外れていないか、断熱材が剥がれていないか
・ 電気配線の損傷がないか
・ 周囲に水たまりやゴミが溜まっていないか
発見したらすぐに使用を中止し、専門業者に点検と修理を依頼しましょう。
② 電気のブレーカーを落とすことも検討
強風や豪雨の影響で漏電の恐れがある場合は、安全のためにブレーカーを一時的に切るのも有効です。
普段から取扱説明書を読み、緊急時の操作方法を確認しておくことをおすすめします。
③ 保険の見直しも忘れずに
自然災害による家電製品の破損は火災保険や家財保険で補償される場合があります。
不安な場合は保険内容を見直し、必要に応じて保険会社に相談しておきましょう。

台風シーズンにエコキュートを守るためには、事前の点検や片づけ、災害への備えが欠かせません。いざという時に慌てないように、事前の備えが安心な暮らしを守るカギです。
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